ドローン米への想い

当時住んでいた東京で東日本大震災後に店頭から食料が消えるのを目の当たりにしてから日本の食事情と将来に危機感を抱き、九州に夫婦で移住。

妻の祖父母の住む熊本県荒尾市で農業を始めました。

近所の篤農家の方々から米作りを教わりつつ、一から手探りで無農薬栽培で農業を営んでいたところ、妻の元上司であるドローン・ジャパンの勝俣社長からお声がけいただき、2020年よりドローン米プロジェクトに参画することになりました。

米作りをしている田圃は県立自然公園のふもとの棚田です。杉さえも植わっていない手付かずの広葉樹林にホタルが見られる湧水が流れ、猫が田んぼの水を飲みに来ます。

ここで米作りをしているだけでなく、ここに住み井戸水を飲み、自分の子供が遊ぶ場でもあります。

たとえ収量は落ちても無農薬で、環境に配慮した農業をしたい。ドローンやICTは経験が浅い私たちにとって、経験を補い圃場から得られる情報を可視化し記録してくれる心強いツールです。

誰もが食に関心をもち、農家でなくても誰もが当たり前に食べる物を作り、支えあう。

農家が高齢化し自然災害やコロナで当たり前がなくなった昨今、そのような時代が来てもいいと思います。

ドローン米プロジェクトは次世代農業で大きな役割を担うと確信しています。

品種の特徴や栽培のこだわり

産 地 熊本県荒尾市
品 種 イセヒカリ
栽培形態 化学肥料・農薬不使用
田植え日 6月15日
収穫日 10月中旬
昨年から「イセヒカリ」を育てています。伊勢神宮の神田で二度の台風でも倒れなかった2本のコシヒカリを増やしたのがイセヒカリです。

一粒ひとつぶが立っていてあっさりとした味わいながら、噛めば噛むほど旨みがじわりと広がります。

和食の繊細な味を邪魔しない味で、冷めてもおいしいと、とても好評です。

田圃は熊本県の北部一帯に広がる小岱山県立自然公園のふもとにあり、南向きで日当たりが抜群の小さな棚田です。

手付かずの広葉樹林の森からの湧水でお米を育てています。ホタルも見られるとても綺麗な水が自慢ですので農薬、除草剤の類は一年を通して一切使っていません。

そのため雑草が繁殖しますので、ドローンで雑草が生えている箇所を確認したあと、手押しの除草機や手作業で雑草を取ります。

また水管理をうまく行うことで、田んぼに住み着いているジャンボタニシが除草してくれます。

イノシシの被害などもあり、収量は多くはありませんが、その分、安心して食べられるお米を作っています。

栽培する田畑の土と水、その場所の気候・風土

栽培する田畑作物が生育している様子

その田畑を耕作する篤農家の想い